週末に参加した静岡大家の会のセミナーのテーマは２つ。１つ目はTOKAIガスさんによるプロパンガス制度改正の概要、２つ目はぽんこつ鳩子さんによる民泊セミナーだ。３部構成で第１部がTOKAIさん、2、3部が鳩子さんの民泊セミナーだった。
このブログでは第２，３部の鳩子さんの民泊セミナーについてまとめたい。
鳩子さんのセミナーを聴くのは実は２回目になる。前回はちょうど１年前の出版記念セミナーだった。民泊に対する鳩子さんの強い思いは今回も伝わり、民泊が本当に大好きなんだなーと改めて感じることができた。
ぽんこつ鳩子さんの民泊セミナー
政府の後押しを受けて民泊ビジネスが成長している。この成長に伴い、大家が民泊ビジネスに参入する際には、民泊を運営したい方に物件を提供するという選択肢もある。自分で民泊を運営しても良いし、物件を提供しても良い。いずれにせよ、具体的なポイントはおさえておきたい。
静岡での旅館業の利点
静岡で民泊ビジネスを始めるなら、まず旅館業を検討することがお勧めのようだ。旅館業は、手続きが複雑で副業としてはハードルが高いと感じていたけど、銀行からの融資が受けやすいというメリットもあるらしい。特に前面が道路に面している2階建ての物件であれば、旅館業の条件を満たすことが多いようだ。
旅館業の許認可が取得できない場合でも、新法（民泊新法）を活用することで、民泊ビジネスをスタートできる。新法で許認可を取得し、その後旅館業へ切り替えることもできそうだ。
清掃業者との関係構築
民泊ビジネスにおいて、清掃業者の選定はとても重要だ。トラブルの多くはチェックイン時に発生するため、清掃業者にしっかりとした準備を依頼することが大切とのこと。具体的には、Wi-Fiのチェックやエアコンの動作確認など。清掃業者と良好な関係を築くことで、ゲストの満足度を高めることができ、良い評価にも繋がるのだと思う。
リスティングページの工夫
リスティングページに物件のスペックを詳細に記載することも重要だ。例えば、ベッドの大きさや布団の数など、具体的な情報を提供することで、ゲストの期待を裏切らないようにすることが大事だ。また、写真を上手に撮り、ゲストが物件の魅力を視覚的に理解できるように工夫することも大切だ。良い写真は、予約率の向上にも繋がるらしい。
ゲストとのコミュニケーション
ゲストとのコミュニケーションも成功の鍵となる。予約に対しては、自動メッセージを送るシステムを導入することで、迅速な対応が可能となる。また、説明文に注意事項を明記し、ゲストに対するルールを明確に伝えることも重要だ。例えば、タバコや騒音への対応など、具体的なルールを提示することで、トラブルを未然に防ぐことができる。
料金設定
料金設定にも工夫が必要だ。宿泊人数に応じた料金を設定し、清掃料金も設定することができる。例えば、基本料金を3人までとし、4人目以降は追加料金を設定するなどの工夫が考えられる
まとめ
とにかく鳩子さんの民泊に対する熱い思いが伝わってきたセミナーだった。資料も話もわかりやすく、民泊をやってみたい！と思える学びの多い内容だった。
民泊ビジネスは、政府の支援を受けながら成長している分野だ。静岡ならではメリット、清掃業者の重要性、リスティングページの工夫、ゲストとのコミュニケーションなどののポイントを押さえることで、成功への道が開けそうだ。ゲストの期待に応え、日本を静岡を満喫して欲しい。これらのポイントを踏まえて民泊ビジネスに参入を真面目に検討してみようと思えた。
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