固定金利2.05%返済期間16年の教育ローンを申し込んでみた

家族のこと

不動産事業を学んでくると「借金=悪」という考えが薄らいでいく。確かに、借金には不安や怖さがついて回り、それを克服するためにはマインドの変化が必要だけど、借金にも良いものと悪いものがあるという事実に気づかされた。

教育ローンが良いか悪いかについては、その評価は難しいのかもしれない。私の立場としては、手元にキャッシュを残すために教育ローンを検討してみた。その結果、固定金利2.05%、返済期間16年という条件で近隣の信金さんに申し込むことができた。不動産事業を行っていると、この条件が決して悪いものではないことがわかる。残された課題は手元に残るキャッシュをどう使うかなので、これはちゃんと考えていきたい。

大学が斡旋する金融期間は金利3%超が多く検討に値しなかった。都銀・地銀・ろうきんなど複数の金融機関を検討すると、金利2.2%程度が相場の下限(比較的良いグループ)であることが見えてきた。変動金利を採用している金融機関が多い中、今後の金利上昇の可能性を考えて、固定金利を採用している信金を選択した。更に、給与振込やスマホアプリを使うと-0.15%の優遇金利も判断を後押しした。結果固定金利2.05%という条件で借りることができた。

一方で、心配なのはこれが将来の不動産事業へ与える影響だった。教育ローンを組むことが将来の不動産借入審査に悪影響を与えないか心配だったが、「事業と個人は別で考えます」という担当者の言葉に安心感を抱いた。

面倒なのは、大学4年間の授業料や住居費などを合計して大雑把に申し込むわけにはいかない仕組みだ。授業料などの証跡が必要で、その都度申請となるのが勤め人には地味にキツイ。まぁ、一度に多く借りると金利支払い額も増えるので、勤め人の休暇を取る良い機会と考えておこう。

教育ローン申込みは自分にとってとても良い経験だった。やってみなければわからないことも多く、金利についても理解が深まった。信金の融資担当者と会話する機会も増え、今後の不動産事業にも良い影響を与えてくれるはずだ。

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