1年放置してた駐車場、春になって急に売れ出す不思議

「まだ空いてる駐車場、ありますか？」

――その日、私のスマホに舞い込んだ一本の電話。
仲介業者さんからの、まさかの問い合わせ。

いやいや、待って待って。
その駐車場、実は募集開始から1年以上も経ってるんですよ？

完全に忘れられた存在、もはや土地の一部と化していた、
我が月極駐車場に、ついに光が差した…！？

・・・と思いきや。

実は1週間前にちょうど埋まったところだった。

２番手の方も、問い合わせがあと1週間早ければ契約できてたのに。まさに“タッチの差”ってやつだ。

1年以上の沈黙のあとに、連絡が2件連続で来るって…
なんなんだろう？

この春、**駐車場が満車達成！**というのは本当に嬉しいけど、
「こんなことってあるんだなー」と、しみじみ思う。

やっぱり4月って、新生活の季節なんだろう。
引っ越し、就職、進学、転勤、そして…駐車場探し。

春の不動産業界は「繁忙期」って言うけれど、
まさか1年間塩漬けにされた駐車場まで活性化されるとは、恐れ入った。

というわけで、春の駐車場ドラマはこれにて終了。
しばらくは、ありがたく満車経営が続きそうです。