高金利でもアリ?ノンバンクを使いこなす大家の戦略

不動産投資

大家仲間の主催で、とあるノンバンクの営業担当さんからのオンライン説明会が開催された。

開始時間は17時。勤め人にとって、この時間は微妙だ。本業は在宅テレワークとして通勤時間をなくし、本業終了と同時にオンライン説明会に参加した。

いざ説明会スタート!

ノンバンク営業担当の方が颯爽と登場し、話し始めた内容は実に興味深い。

「全国どこでもOK!」

これはデカい。地方の物件を狙う大家にとって、融資の壁は高い。しかし、エリア問わず見てくれるなら、これまで諦めていた案件も再検討できるかもしれない。

「築古物件でも大丈夫、一旦持ち込んで欲しい」

築古でもOKという言葉は、不動産投資家にとって甘美な響き。築40や50年は大丈夫だったけど、いちおう上限はあった。

「メールで資料を送付すれば、フォローの電話は不要」

これも地味に嬉しいポイント。なんとなく資料送付後に何度をするのがマナーのような気がするが、このノンバンクは「メールもらったらすぐに審査します!」というスタンス。令和な感じだ。

「とにかく早く見込み金額を返答する」

スピード感は投資の命。買付を入れても、融資の返答が遅ければ他の買主に持っていかれることもある。「早い者勝ち」の世界で、スピーディーな対応は武器になる。

「金利はちょっと高めだけど、スピード勝負のときに持っておきたい」

高金利は痛い。しかし、フットワークの軽さと引き換えと考えれば悪くない。特に、競争の激しいエリアでは「とにかく融資が通ること」が優先される場面もある。最終的に他の銀行へ借り換えできれば、それほど問題ではない。

「他への借り換えも解約料を支払えば構わない」

おっと、ここで朗報。「とりあえずこのノンバンクで借りて、後で安い金利の銀行に借り換えればいいじゃん!」という戦略も可能だ。もちろん、解約料は発生するが、長期的に見て得なら十分選択肢になる。

「バックファイナンスも可能!」

要するに、物件購入後でも融資が組めるということ。自己資金を一旦投入し、後から融資で回収する手法は資金効率を上げるために有効だ。

「外部で評価」

通常、銀行は担保価値を自社基準で評価するが、このノンバンクは外部の評価機関を利用するらしい。これのメリットはわからないが、銀行では評価ゼロだった物件が意外と融資対象になる可能性もあるのかな?

「全空物件でもOK」

これは驚き。全空でもOKということは、再生案件やリノベーション前提の投資にも対応できるということ。つまり、家賃収入ゼロでも融資が下りる可能性がある。

結論。このノンバンク、使い方次第ではかなり強力な武器になる!

もちろん、高金利や解約料などのリスクもあるが、「スピード重視で攻めたい」「他の銀行で断られた築古物件を狙いたい」という投資家には選択肢として十分アリだ。

今回の説明会は、なかなか面白い情報が詰まっていた。ノンバンクの活用方法をもう少し研究して、次の戦略に活かしていきたい!

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