不動産売買のリアル!友人の相談から学んだこと

不動産投資

学生時代の友人から久しぶりに連絡が来た。ちょっとしたイベントで3年ほど前に会って以来だ。その際に不動産の話をしたことを覚えていたようだ。

話を聞くと、彼の父親が所有する静岡の土地を終活の一環で手放したいらしい。なるほど、親の世代が資産整理を考える時期になったのか…としみじみしつつ、物件の詳細を聞くことに。

友人の父親は大阪の不動産仲介業者と話をしているらしい。友人の父親も静岡在住なのに、まさかの遠方からの打診。どうやらどこからか情報が流れ、大阪の業者が買いたいと言ってきたらしい。現地の状況も見ずに本気で買いに来るのか、それともただの営業トークなのか。

友人は「悪徳業者に父親が捕まったのでは?」と心配していた。でも、地方の物件を首都圏の業者が買い付ける話はよく聞くし、実際に私にも電話がかかってきたことがある。

条件しだいでは私が買いたいと申し出て、更に話を聞いた

物件の場所は、私の自宅から車で1時間くらいのところだった。(友人の就職先は他県で、物件エリアから遠方に住んでいる。父親から引き継ぐ気もないらしい。)

さらに詳しく調べてみると、立地が悪い。というか、Googleマップで見ても画像が表示されないブランクエリア。これはかなりの覚悟がいる案件だ。

「で、大阪の業者はいくらで売買できると言ってるの?」

金額を聞いて驚いた。私が想像した価格よりも3-4倍は高い。ちょっとその金額では売れないのでは?と思った。

「相場よりも…ちょっと高めかな?」

と答えて、ポータルサイトなどで、物件近くの相場情報を友人に伝えた。

大阪の業者は元付けになるだけなので、リスクはほとんどないのだろう。せいぜいサイトに掲載する手間ぐらいだ。売れれば手数料が入ってラッキーという感覚なのかな?

正直、私が買うのは厳しいと判断。物件の立地や価格を考えると、自分の購入基準には満たない。でも、せっかくの友人からの相談なので、何かできることはないかと考えた。

「すぐには買えないけど、近隣で信頼できる不動産売買業者を紹介できるよ」と伝えた。

身近な人からの相談でも、購入基準に満たなければ自分で買うわけにはいかない。でも、情報を整理して最適な選択肢を提示することで、結果的に役に立つことができるだろう。

それにしても、大阪の不動産業者がなぜこの物件を狙ったのか?どう活用しようとしているのか、気になるところだ…。

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