ここ最近、作業の大半は汲み取り式トイレの改修に費やされている。まだ交換作業は完全には終了していないけど、学びが盛りだくさんだったので、ここでシェアしておきたい。
まず最初にやったことは、汲み取り式トイレの解体だ。これ、実際にやってみると意外と簡単だった。あの見た目でやる気を削がれていただけに、肩透かしを食らったような感じだ。
ただ、反省点もある。巨大な敵と戦うと思い十分な装備をしたけど、無駄な出費だった話。Amazonのプライムセールでハツリ機を購入したけど、いざ作業に取りかかると、問題の段差部分がモルタルではなく木材でできていた。つまり、ハツリ機は全く必要なかった。。。Youtube見て「これ絶対いるっしょ!」とテンション高めでポチった自分を責めたい気分だ。
(ちなみに私が購入したお手頃なハツリ機のリンクはこちら…使わないけど…)
さて、気を取り直して便器の撤去作業。便器自体は拍子抜けするほど簡単に外れた。上からポンと引き抜くだけだったので、「こんなに簡単なの!?」と思った。その後は、床をフラットにするために、段差部分の木材を解体する作業を行った。
今回の改修で最も頭を悩ませたのが、「臭気パイプ」の存在だ。正直に言うと、私はこの臭気パイプなるものの存在をまったく知らなかった。(先輩大家さんの夢追い狂さんに教えていただいた。ありがとう!!)
臭気パイプは、トイレのタンク部分から垂直に伸び、屋根や外壁まで続く排気用のパイプで、トイレ内の悪臭を外部に排出する役割を果たすものだ。
しかし、今回の物件ではこの臭気パイプがなかった。いや、正確に言うと、便槽と臭気パイプが陶器で一体化していたが、そのパイプが根元から折れていた。
つまり、この状態では臭気パイプとしての役割を果たせていなかったことになる。これには正直ビックリ。
そこで、UV75の塩ビ管を使って臭気パイプを新たに作り直した。これがなかなかの大仕事で、パイプを屋外まで伸ばして固定し、しっかりと機能するようにするのにかなり手間がかかった。
今回の汲み取り式トイレ改修で学んだことは、
- 事前調査は徹底的にやるべし。 — ハツリ機を無駄買いしたのは良い教訓だった
- 臭気パイプの知識を事前に持っておくべし。 — トイレ改修をやるなら、基本的な構造を理解しておくのは必須
- 意外と簡単な作業もある。 — 見た目に怯まず、やってみる精神が大事だと再確認した
この改修はまだ道半ばだけど、一つずつ課題をクリアしながら進めていく。DIYはしっかり準備をして、でも時には失敗も楽しむ余裕を持ったチャレンジが必要かな?
また作業が進んだら、続きを書こう思う。
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