勤め人を続けている限り、いつか訪れるのが『定年』だ。
アラフィフとなり定年まで残り約10年となったワタクシ。
職場では対象者を集めたセミナーが開催され、カウントダウンが始まったことが告げられた。つまり、定年後の生活についてそろそろ考え始めるように!と諭された訳だ。
多くの勤め人は「再雇用」を選択する
法的には65歳までの雇用が義務化され、70歳までの雇用が努力義務となる。ただ単に安定を求めるのであれば、制度としてありがたいのかもしれない。
現在も定年を迎えられた多くの方が再雇用を選択する。
ところが、その状況は決して恵まれたものではない。
セミナーでは再雇用者の収入額が紹介された。予想どおり現役世代とギャップが激しい。感覚的には3分の1程度に収入が減少する。
加えて、再雇用対象者が激増することもほぼ確定している未来だ。バブル入社組が定年を迎えるので今後10年で再雇用者が急速に増えていく様子が人数推移グラフで示された。
これまでと同じように週5フルタイムで働ける状況ではなくなるかもしれない。となると、更に収入は期待できない。
正直言って、現時点でも再雇用者の肩身は狭い。任せる役割も限られていて、今後人数が増えていくと「お荷物」的な扱いをされてしまうことになりそうだ。
再雇用は最終手段
こんな状況を知ってしまうと、ワタクシは再雇用を選択したくない。
むしろ、定年を待たずして引退したいw
会社としても対象者全員を再雇用したいわけではないからこのようなセミナーを開催しているのだとう思う。自らの稼ぎで定年後を歩んで欲しいと考えている。その意図を感じられたセミナーだった。
再雇用以外の選択肢が紹介され、社外の人とも交流をしていくよう促された。
やっぱり不動産投資を軸に考える
すでに不動産投資を始めたワタクシにとっては、セミナーの内容は十分に理解できた。と同時に、やっぱり不動産投資を始めて正解だったと振り返ることができた。
今のところは、この不動産投資を軸に定年後の生活を考えている。
保険的には他の選択肢も視野に入れながら、複数の収入源を持ちたいと思うけど、まずは不動産投資での拡大を目指す現在の行動をそのまま進める。というか、それしか思いつかないw
勤め人の定年までに鍛えて、「自分にはこれがある!」と言って引退できる状況までもっていこう。
残り約10年。準備期間としては十分のはず。
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