物件検索を行っていたら静岡県富士市の「空き家リフォーム支援補助金制度」が気になったので調べてみた。 静岡県民に限らず、移住先の検討候補になるような気がする…
制度概要
富士市に限らず、全国の自治体で空き家対策の制度があるようだ。空き家は全国的な問題なんだと改めて認識した。ただし、その対策方法は自治体毎にそれぞれ特徴があるようだ。
富士市の支援制度では(定住目的者のみならず)物件所有者が対象となっていた。購入者が入居しなくても物件所有者(例えば、私のような大家)が申請できるのが特徴だろう。
支援される補助率は工事費の2分の1まで、補助額の上限は80万円だった。つまり、リフォーム費用160万円が上限で、その場合は80万円が支給されることになる。市外からの転入の場合、補助額の上限が100万円になるので、 リフォーム費用はMax200万円となる。これってけっこう良くないですか?
富士市の対象物件を調べてみた
補助の対象は、空き家バンクに掲載されている物件となる。それらを見てみるとリフォーム支援補助金制度を利用するのも一考だと思えた。
例えば以下の物件なんてどうだろう?
売買価格 440万円
https://www.fujicity-iju.jp/cgi-bin/recruit.php/2/detail/3?ck=1
築年数 築45年
間取り 5DK
土地388.68平方メートル 建物1階91.53平方メートル 2階29.16平方メートル
これだけ土地が広ければ駐車スペースは十分だし、新幹線が停車する新富士駅まで車で5分(徒歩20分ぐらい)だ。都内へも通勤圏内だと思う。
しかも売主さんが富士市というのも新鮮。空き家バンクならではかな?
リフォーム支援補助金制度は、DIYでは難易度が高い箇所を業者さんに依頼するのが良いと思う。例えば、屋根や2階部分の外壁塗装などに利用することで、160万円(or 200万円)の半額まで補助される。補助の上限を超えるようであれば、内装リフォームはDIYでも良いかもしれない。
どう活用する?
例えば、都内への通勤を考えた場合、新富士駅~品川駅間は新幹線で約1時間だ。しかも、新幹線なので座席に座れる可能性が高い。(帰宅時は時間帯によって混雑することもある)
通勤のための往復2時間を自分時間として活用できるのはとても魅力的だと思う。パソコンを開いてブログ記事を書いたり、読書を楽しめる。それもドリンクを飲みながら。 もし、疲れていたら仮眠をとるとこもできるだろう。
購入費用は一括では支払う必要もなく、住宅ローン減税を利用しながら長期の住宅ローンを組んでも良い。そうすることで、手持ちのキャッシュを温存しつつ、10年後に売却か継続かを判断すれば良いと思う。
そう考えると、この制度は富士市民や静岡県民だけに限らず、広い範囲で利用したい方がでてきそうな気がする。
もちろん、物件の購入(所有)には躊躇がある、賃貸ならアリかな?と思われる方もいらっしゃるかもしれない。
そんな時にはぜひ私に相談してください。大家としてお役に立てることがあるかもしれません(笑)
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