5号物件のリフォームをスタートした。畳を上げて和室2部屋を隔てている敷居と鴨居と壁の一部(襖の上の壁部分)を解体した。
左がBefore 右がAfterの写真だ。パッと見だと間違い探しのようだが、天井付近の壁(蟻壁と言うらしい)がなくなると、空間が広がりずいぶん開放された印象になる。
写真で見ると単に天井近くの壁がなくなっただけのように見えるけど、この作業はけっこうたいへんで、11月なのにTシャツ1枚でも暑くて汗が出るほど身体を酷使した。
まず、長押(壁の下部、鴨居部分横に長い木材)をバールで剥がし、鴨居は丸ノコで2ヶ所ほど切り込みを入れると、左右から簡単に抜くことができた。
問題はその後だ。壁を剥がすと下地材の木材がキッチリ打ち付けてあった。漆喰かな?と思ったけど石膏で壁を塗り込んであったので、丸ノコだと石膏の粉塵が舞ってしまう。丸ノコでの解体は断念した。
結局、何か所も打ち付けてある釘を外しながら、下地材の木材を1本1本外していった。
最後に残ったのは左右の中央にある柱だ。支柱というのかな? これは天井裏まで通してあるので、天井と同じ高さにカットする必要がある。ただし、太めの大きな釘が打ち込まれており、ノコギリでは難しい。
そこで登場するのがマルチツールだ。(ソーリムウーハーさんのブログを見て買っておいて良かった。)
マルチツールを使って、釘ごと切り落とすことで無事に柱をカットすることができた。
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そういえば、上の写真には写っていないが最初に敷居を取り除いている。この作業は簡単で、中央に切り込みを入れたら抜くことができた。(左右の柱に凹凸だけで固定されていたので、レゴブロックのようなイメージだ)
このあと清掃して本日は4時間ほどの作業で終了。
作業したあとに入る風呂がとても気持ち良い。
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