前オーナー様の個人情報は処分し終わった
「前オーナーの個人情報がわかる残置物は処分すること」が、売主様との契約事項の一つであった。
それらの処分が終わるまでは、第三者を物件内に入れるわけにはいかない。
これが想定以上に厄介だった。
前オーナー様は、在宅で仕事をされていたフリーランスの方だったようで、帳票類や関連資料が棚にきれいに整理されており、これらをすべて分別確認しながら廃棄する必要があった。
取引先や親類からの贈答品も多く、押入れの中は未開封の贈答品がギッシリと積み込まれていて、これらの「のし」には名前が記載されている。箱の中に手紙が含まれる贈答品もあり、中を確認して必要に応じて分別、食品は廃棄を行う必要があった。
株式投資もされていて、ネット証券ではなく各種報告書は封書で山積みされていた。当然その宛名は個人情報だ。
これらの個人情報を確認しながら、建物内のすべての収納棚からモノを引き出す作業を行うことに、かなりの時間を費やしてしまった。
けど、ようやくそれが終わった。
ジモティーで残置物引取を依頼
この作戦は、やっさんスクール同期生のかけるんるんさんに教わった。
「これ!」という1品は決めずに、「残置物の引き取り希望」でざっくりと引き取る方を募集するという方法だ。
実績ある募集フォーマットをそのままDMで送付していただき、とてもわかりやすく、使いやすかった。 かけるんるんさん、ありがとう!
そのフォーマットを自分の物件に合う内容に多少カスタマイズして投稿した。写真は掲載上限の5枚をすべてを使い、各部屋の現状をありのまま添付した。残置物も多いし、ゴミも多い写真をそのままだ。
これを見て、欲しい!と手を挙げる人はいるのか? けっこう不安だった。
問い合わせ4件
結局、問い合わせは4件もあった。ありがたい。
月曜朝に投稿して、火曜夜の時点で4件だ。悪くない結果だと思う。
ただし、2件は条件が合わず、チャットのやり取りで見送りとなった。
引き取り希望者の2名は週末の日曜に、現地で待ち合わせを行う。
モノが古いので、現物を見てやっぱりイラナイと言われる可能性もあるかもしれない。けど、週末が楽しみだ。それまでにできる範囲でゴミは処理しておこう。
行動していると気持ちが落ち着く。悩んでどうしよう?と考えて悶々とするより、やってみた方がよっぽど良い。ダメだったら次を考えれば良いのだ。
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